not all who wander are lost

真空管の灯

世界的ピアニスト、ヴァン・クライバーン氏が亡くなられたとか。
特にもの凄いファンだった、と言う訳ではないけれど
クラシックファンなら誰でも知ってる伝説のピアニストでした。
忙しい一日だったけど、追悼の為に時間を作って
彼の演奏によるチャイコフスキーのピアノ協奏曲のSACDを聴きました。
ボクはクラシック音楽が好きでCDやレコードを結構持ってて
ピアノや弦を聴く時は真空管アンプで聴いてます。
別に真空管じゃなきゃダメ、と言う訳じゃないけれど
雰囲気で聴くのがオーディオだと思うし
真空管アンプに灯を入れて、暖まってからレコード針を落とす、
そんな一連のレトロな作業が趣味の対象でもあります。

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真空管は暗い部屋の中でほんのり光る優しい灯が
長い一日を癒してくれるんですね〜
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実際はこんなに明るくはないけれど。

真空管がまだ比較的若いと、青い光芒が出ます。
肉眼でもかすかに見えるんですよ。
古くなってくると見えなくなるらしい。
もう5年目だけどちゃんとまだ見えてる。

しかし手間かかるんです、真空管オーディオは。
暖まるまで音が安定しないし
真空管は壊れやすいし
徐々に劣化するので交換時期の見定め(聴き定め?)が難しいし
交換となるとやたら高いし
ボクにとっての銀塩写真と一緒だなぁ。

でも!
真空管の灯を見ながら水割りを飲む。
妻が寝た後にひとりでショパンとか聴いてる夜は
気難しい真空管アンプでも許せちゃう。

ヴァン・クライバーン氏のご冥福をお祈り致します。
by blogpost | 2013-02-28 18:08 | 音楽