not all who wander are lost

X-Pro1が意識したカメラ

ボクは景色ばかり撮ってるんだけど
最近は街で人々の日常を撮る事にも興味が出てきて、
それにはでっかいニコンの一眼レフやズームじゃ本当に場違いだと思ったわけ。
ボクはフィルム時代にContax G2を使っていて、
このカメラはほとんどの要素でドストライクだったんだけど
残念ながらデジタル版が出る前に京セラコンタックス自体が無くなってしまった。
そこで出たのがこのX-Pro1。

X-Pro1が意識したカメラ_f0254240_12491793.jpg

これはあちこち見てるとLeicaと比較される場合が多いけど、
どう見てもフジはContax G2を意識してるよねぇ?
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寸法やダイヤルの位置もそっくりだと思う。
Contax G2のデジタル版を望む声が大きかったから
代理で造った、そんな感じがしてなりません。
X-Pro1が意識したカメラ_f0254240_12485982.jpg

操作も大分共通性があって、Contax G2に慣れてる人なら
ほぼ戸惑い無く使う事ができると思います。
ただし、握った時の質感は圧倒的にContax G2の方が上。
高級感も随分上だね。
X-Pro1は軽い(これは有り難い)から高級感が薄れるのかも。
ただフィルム時代と違ってデジタルのボディと言うのは
2年で陳腐化するから、あまりお金掛けられないのかもね。
by blogpost | 2012-05-22 22:40 | カメラネタやレビュー